月例研究会過去の開催記録


6月月例研究会


日時: 2021年6月26日(土)
場所: オンライン実施(Zoomを使用)
講演者: 高澤 啓介 先生(文教大学付属中学高等学校)
題目: 「生徒の自発性を促す授業」
今回は、高澤先生に、中学校・高等学校での実践をご講演いただきました。高澤先生が、実際に指導される中で、どのような課題を感じ、生徒の自主性を育む授業を実践されるようになったのかについてお話いただきました。学級経営と英語の授業を関連させ、その中でどのようなことを大切にしながら指導されてきたのかを具体的な例を交えながらご説明いただき、発達段階に応じて学級経営や英語の授業で重点的に指導することを発展させていくことの大切さについて理解を深めることができました。チャット機能を活用して、参加者からの質問にも丁寧に答えてくださり、活気のある研究会となりました。





2月月例研究会


日時: 2021年2月6日(土)
場所: オンライン実施(Zoomを使用)
講演者 野村忠央先生(文教大学)
タイトル: 「英語教師が知っておくべき英語学、英文法の専門用語」
言語系学会連合・全国英語教育学会との共催の月例会として、不定という用語、目的語・補語、冠詞類・決定詞など英語を教授する際に知っておくべき英語学、英文法の専門用語を丁寧に解説して頂きました。学校文法で言われてきたことと言語学の成果は一致するのが望ましい一方で、学校現場では生徒が分かりやすいように方便の教授法も否定されるべきではないという立場に基づくお話がありました。近年、大学で教員免許を取得するにあたり英語学や音声学などの教科専門科目の必要単位数が以前と比べると少なくなっている現状もあり、改めてそれらを学ぶことは英語教師にとって大変重要であると再認識することができた有意義な時間でした。




10月月例研究会


日時: 2020年10月24日(土) 16:00~18:00
場所: オンライン実施(Zoomを使用)
講師: 飯塚直輝 先生(鎌倉学園中学校・高等学校)
タイトル: 「生徒の “~したい” を生み出す授業のデザインと実践 」
今回は、飯塚直輝先生に、中学校、高等学校での実践を中心にお話していただきました。オンラインでの月例会でしたが、ブレイクアウトルームやチャットを活用することで、活発に交流できる機会を取り入れてくださいました。授業の実践例としては、中学校、高等学校両者の例を示してくださり、レベルによって、どのような違いがあるかなど、学ぶことができました。


1月月例研究会


日時: 2020年1月18日(土)  16:35~18:00  
場所: 文教大学付属中学校・高等学校
講師1:内藤素子先生 (神奈川県藤嶺藤沢高校)
講師2:降旗康善先生、吉田友樹先生 (埼玉県立伊奈学園総合高校)
内容: 「高校における英語教授法」
高校における英語教授法をテーマに、3名の先生方に実践発表をしていただきました。内藤先生は、様々な高校で教えられた経験を共有して下さり、なぜ英語が苦手になってしまうのか、レベルを考慮した上で、どのように指導するのが良いのか説明して下さいました。降旗先生、吉田先生は、高校3年生対象に実施された主体的、対話的な授業を紹介してくださいました。授業案を考える上で考慮したことや全体の授業の流れを説明して下さり、実際の授業映像を見ることもできました。発表の後、グループで話し合いを行い、理解を深めると共に、情報交換をすることができました。


11月月例研究会


日時: 2019年11月30日(土)  16:00~18:00  
場所: 文教大学付属中学校・高等学校
発表者:大友 美奈 先生(玉川大学チューター・品川区JTE)
内容: 「必修化を前にした小学校英語の現状」
今回の月例会は、大友先生より小学校英語教育の現状についてご発表いただきました。授業時数やカリキュラム、文科省の新教材の活用、ジョイントストーリーテリングやティームティーチングなどに関し,実際の現場でのご経験を交えながら具体的にお話いただきました。また、参加者全体でジョイントストーリーテリングを体験したり、ウェブフォームで参加者からの質問にお答えいただいたりとアクティブで対話的な研究会となり、小学校英語に関する理解をより深めることができました。


10月月例研究会


日時: 2019年10月19日(土)  16:00~18:00  
場所: 筑波大学附属高等学校
発表者:1.渡邊聡大先生(海城中学高等学校) 2.福田スティーブ先生(文教大学)
内容: 「リスニング力、スピーキング力の自信をつける指導とは(渡邊先生)」、「自律英語学習者を育成するGuided-Autonomy Syllabus (GAS) の紹介(福田先生)」
今回の月例会は2部制で、渡邊聡大先生(海城中学高等学校)と福田スティーブ先生(文教大学)の研修企画委員でもあるお二人から1時間ずつ発表していただきました。
渡邊先生からは今年度取り組んでいる、リスニング・スピーキングで自信をつけ、動機づけを与える指導法について、福田先生からは大学での実践を通し、自律的に英語を学習する学生を育てるためのワークシートやシラバスについてご提案いただき、大変有意義な研究会となりました。


6月月例研究会


日時: 2019年6月22日(土)  16:00~18:00  
場所: 筑波大学附属高等学校
発表者:阿部 由香梨先生(元埼玉県立伊奈学園総合高等学校 教諭)
内容: 「英語ディベートを教えるための理論と実践」
今月の月例会は阿部先生より、英語授業におけるディベートの重要性について語っていただきました。阿部先生はご自身のディベートの授業、ならびに英語部のディベート指導を通じてディベートの重要性についてお気づきになられ、現在はディベートについて研究をなされています。ディベートはそれほど組み立てにくい授業スタイルではなく、工夫をすれば誰しもが始められるものであることを感じることができる有意義な時間でした。またディベートの準備は論理的な文を書く際の指導にも役立つことも議論されました。


5月月例研究会


日時: 2019年5月18日(土)  16:00~18:00  
場所: 海城中学高等学校
発表者:奥住桂先生(帝京大学)
内容: 「教科書を活用して英語の『コア』を教える」
英語のコアをテーマに、教科書を活用してどのように指導できるかということをお話してくださいました。全体的に比喩を用いわかりやすく説明してくださり、1つの活動であっても、いろいろな観点から行えるということを学ぶことができました。また、実際に授業で実施できる活動についても幅広く紹介してくださり、授業へのヒントを得ることができました。


1月月例研究会


日時: 2019年1月26日(土)  16:35~18:00  
場所: 文教大学付属中学校・高等学校
話題提供者:荒川 洋一先生(埼玉県立伊奈学園総合高校)、川口 純先生(順天中学高等学校)
内容: 「新学習指導要領を意識した授業実践」
まず話題提供者の先生から授業実践の紹介と「教科書を使ってバランス良く4技能を鍛えるにはどうしたらよいか」「ライティングの評価はどのように行うべきか」などの問題提起がなされ、その後参加者全員で話し合いを行いました。それぞれの参加者が自分の授業で抱える悩みや興味があることを話して参加者同士で共有し合い、またその後活発に意見交換がなされました。日々の授業に活用できるアイディアをたくさん頂くことができました。


11月月例研究会


日時: 2018年11月10日(土)  16:00~18:00  
場所: お茶の水女子大学附属中学校
発表者:亀山 弘二郎先生(川崎市立高津中学校)
内容: 「スピーキング評価の判断基準 検討ワークショップ」
今回は川崎市立高津中学校の亀山先生より、スピーキング活動の評価をルーブリックを用いて行う実践についてご発表いただきました。ルーブリック作成は、評価の妥当性など、自信を持てない部分も多く、敬遠しがちですが、実際の生徒たちの発表の場面を見ながら、ルーブリックを使って評価するワークショップを通し、作り方や使用法、効果性について改めて考える機会となりました。


10月月例研究会


日時: 2018年10月20日(土)  16:00~18:00  
場所: お茶の水女子大学附属中学校
発表者:浅見 道明先生(筑波大学附属高等学校)
内容: 「英語で行う英語授業と生徒の反応」
普段どのように英語で英語の授業を行っているか、実際に高校3年生の授業の様子を見せながら、説明して下さいました。オーラルイントロダクションやその後の活動を全体的に提示して下さったので、どのように英語で授業を行っているか、具体的に理解することができました。また、高校1年生を対象に実施した、英語による授業についてのアンケート調査の結果を紹介してくださり、高校生がどのような考えを持っているか、知ることができました。


6月月例研究会


日時: 2018年6月16日(土)  16:00~18:00  
場所: お茶の水女子大学附属中学校
発表者:廣森 友人先生(明治大学)
内容: 「SLA研究の成果を携え,自信を持って教室に出かけよう!」
SLAとは何なのか、第二言語習得がどのように進むのか、分かりやすく身近な具体例を用いて、説明して下さいました。習得のプロセスに基づいた上で、実際指導する際に、どのようなことを意識すべきか、どのように指導すれば、効率良い学習につながるか、学ぶことができました。また動機づけに関しても、基本を押さえた上で、様々な研究を紹介して下さり、実際の授業に活用する上でのヒントを得ることができました。


5月月例研究会


日時: 2018年5月19日(土)  16:00~18:00  
場所: お茶の水女子大学附属中学校
発表者:渡辺 香代子 先生(明海大学大学院応用言語学研究科 博士前期課程・埼玉県杉戸町立西小学校 教諭)
内容: 「小学校での英語教育だからこそ自信をもってできる「国語教育と英語教育の連携」―次期学習指導要領の視点から」
渡辺香代子先生の発表は、ご自身が長年、小学校における英語学習を牽引されてきた中、大切にしてきたものの軌跡、即ちゲームを中心に授業を作った「ゲーム時代」から始まり、渡辺先生が一念発起されて在職中に英語教育について研究を始められてからの「母語意識時代」を俯瞰することで進んで行きました。最後の「母語意識時代」は英語の学習を、母語である日本語を含む言葉への意識を念頭におきながら進めることに集中した「時代」です。そして、渡辺先生はどの「時代」であっても、小学校における英語教育は担任が主導で行うべきである、と主張されていたようです。担任教員が英語を担当する是非について、巷では様々な議論がなされていますが、あらゆる教科を教える小学校の教師が教科横断的に英語学習を捉えることで、英語の上達にだけに特化されない、「言葉への意識」を中心とする小学校英語の可能性が見えた興味深いご発表でした。


1月月例研究会(マルチメディア講習会と合同開催)


日時: 2018年1月27日(土)  16:35~18:00  
場所: 文教大学付属中学校・高等学校
内容: ラウンドテーブル型研究会にて「学びに向かう力を育成するために」というテーマで話し合いを行った。
1.学びに向かう力が低いと思われる生徒からは「どうやって勉強したらよいかわからない」という言葉が聞かれる。授業を通して辞書の使い方や、英語のトレーニング方法などを教える必要があるのではないか。授業の後、生徒が「どうしたら良いのか」が分かるような工夫をしていきたい。
2.英語が苦手な生徒が学びに向かう力を育むためには授業を通して小さな成功体験を積ませ、自信をつけさせることが大事なのではないか。例えば人前で何かを発表するなどの場数をこなしていくことも大切であると考える。また劣等感をもたせないよう、少しでも良いところを見つけてポジティブなフィードバックを与えていくことも必要である。
3.英語ができる生徒にはどんどんとアウトプットの機会を与え、「自分の言いたいことが言えない」という気付きを与えることが、学ぶ意欲に火をつけるのではないか。自分の言いたいことが伝わらない失敗経験を通して「何で伝わらないのか」を自分の頭で考えさせ、リバイズを教員が手助けしながら繰り返し行うことが学ぶ力につながるのではないか。


11月月例研究会


日時: 2017年11月11日(土)  16:00~18:00  
場所: お茶の水女子大学附属中学校
発表者:北村孔明 先生 (海城中学高等学校)
内容: 「テンポを意識した中学校英語授業の展開」
テンポに焦点を置いた上で、ご自身の実践例を幅広く、授業全体をビデオで提示しながら、紹介して下さいました。授業において、テンポがいい時間、悪い時間とは何なのか考える機会を通して、自分自身の授業実践、自分が生徒として受けてきた授業を振り返ることもできました。またテンポを良くすること、悪くすることのメリット、デメリットを改めて考える機会となりました。


10月月例研究会


日時: 2017年10月14日(土)  16:00~18:00  
場所: お茶の水女子大学附属中学校
発表者:蜂谷太朗 先生 (埼玉県川口市立柳崎小学校)
内容: 「英語専門ではない小学校教員ができること」
小学校英語が教科化に向かって進む中、英語の専門ではない蜂谷先生がどのように英語の授業を行っているか、そして現場はどのような課題を抱えているのかを学ぶことができました。英語で行う活動は方法を工夫することで生徒の自己開示を促し、生徒同士の絆が深まるため、学級経営を行っていく上で非常に有効であるということを、実際にアクティビティを体験し実感することができました。


6月月例研究会


日時: 2017年6月17日(土)  16:00~18:00  
場所: 明海大学
発表者:髙橋直美先生(千葉県立茂原樟陽高等学校)
内容: 「「学習到達目標」を達成したかどうかを測る活動・評価の研究
~1年生「話すこと」の活動とパフォーマンス評価を中心に~」 
Can-Do listとその学習到達目標の評価方法についての実践と課題を発表して頂きました。評価方法の一つとして、パフォーマンス評価が行われるようになってきています。どのような評価規準及び基準を設定するか、また教師と学習者、学習者どうしの関係性によって、教室内で行われるパフォーマンス評価を客観的に行うことがいかに難しいかということを、実際のワークショップを通して体験できた月例会でした。


5月月例研究会


日時: 2017年5月20日(土)  16:00~18:00  
場所: 明海大学
発表者:戸村玲子先生(千葉県立佐倉高等学校)
内容: 「今、英語教師に求められていること」 
英語教育の変化、英語の授業で印象に残っている活動などについてグループで話し合いを行い、その後英語表現やコミュニケーション英語などの実践を紹介して下さいました。生徒として、グループワークやペアワークを行う活動も非常に多く、英語を使用して楽しく活動に取り組むことができました。活動に参加した上で、活動の意図を考える機会もあり、有意義な月例会となりました。


1月月例研究会(マルチメディア講習会と合同開催)


日時: 2017年1月7日(土)  16:40~18:00  
場所: 文教大学付属中学校・高等学校
話題提供者:小学校 清水夏希先生(武蔵野市立第一小学校)
                       中学校 渡邉聡大先生(海城中学高等学校)、奥住 桂 先生(埼玉県宮代町立前原中学校)
                       大学院生 末森咲さん(お茶の水女子大学大学院)・根岸加奈さん(東京大学大学院)
内容: 「英語教育の成功体験を語りで共有する」 
小学校、中学校、高校、また大学院生の立場から、実践に基づいた成功体験を共有することができました。様々な校種の実践を共有することができ、有意義な時間となりました。また、その後のグループごとの語り合いでは、校種の異なる教員やこれから教員を目指す学生が意見を交換することができました。小中高大の連携を考えるなど、視野を広げることにつながりました。


11月月例研究会


日時: 2016年11月12日(土)  16:00~18:00  
場所: 明海大学
発表者:小金丸倫隆先生(神奈川県立光陵高等学校 教諭)
内容: 「普通科高等学校におけるCLIL導入の試み」 
科目内容(Content)と語学(Language)の学習を組み合わせたCLILを普通科高校で実践された小金丸倫隆先生に、その実践例や評価の仕方等について発表していただきました。実際に何をContentとして扱うのかが難しいという中で、神奈川県立光陵高校で独自に設けられたCLIL型科目「グローバル・スタディーズ」では“グローバル社会で必要な力”や“TPP”について生徒は学び、発表活動等を行いました。生徒に資料を読ませる際、読む箇所を分担させてから各自理解したことを持ち寄って話し合わせるジグソー法や、ワークシートに意見を書いて議論させる紙上ディベートなど、生徒の共同学習という点でも大変学びの多い月例会になりました。


10月月例研究会


日時: 2016年10月15日(土)  16:00~18:00  
場所: 明海大学
発表者:蜂巣桂先生(柏市立柏中学校 教諭)
内容: 「CAN-DOリストに基づく中学校授業実践
    ―生徒の小さな「できる」を伸ばすために―」 
今回は,教職課程の学生も多く参加する中,蜂巣先生にCAN-DOリストを基にした授業実践について発表していただきました。授業ビデオの鑑賞や参加者同士でのペアワーク・グループワークなど様々なアクティビティを通じ,CAN-DOリストと実践のつながりを身をもって実感することができました。ひとつひとつの活動が楽しく知的好奇心をくすぐるものであるだけでなく,それらをCAN-DOリストと照らし合わせてわかりやすく解説していただき,非常に有意義な研修となりました。


6月月例研究会


日時: 2016年6月11日(土)  16:00~18:00  
場所: お茶の水女子大学附属中学校 LL教室
発表者:シーハン小田早苗先生(お茶の水女子大学大学院 博士後期課程)
内容: 「語用論と文法学習の融合:語用論的意識を高めるための模索として」 
語用論と文法学習を融合させる重要性について発表して下さいました。語用論とは何か、なぜ語用論が重要なのか、いかに語用論的誤りが危険なのかという点について具体例を含め、分かりやすく説明して下さいました。様々な実例を含めて説明して下さったため、非常に身近に感じることができました。また、日本のようなEFL環境でどのように語用論を授業で教えることができるかという点も含めて説明して下さり、有意義な研修会となりました。


5月月例研究会


日時: 2016年5月28日(土)  16:00~18:00  
場所: 明海大学浦安キャンパス 2501講義室
発表者:高島健治先生(浦安市立浦安中学校)
内容: 「教壇に立つ前に―まず身につけるべき考え方と実践」 
学生の方々が多く参加した中、これから教壇に立つに向けての心構えを高島先生ご自身の実践をもとに発表して下さりました。発表中の模擬授業にて悪い例と良い例の両方を、身をもって示してくださり、これから英語教育に携わる者として、どのような授業を目指して欲しいかを分かりやすく丁寧に教えていただきました。「まずは楽しい授業」を目指して高島先生が工夫されているチャンツの帯活動や、クラスルームイングリッシュの活動もご紹介いただき、学びの多い研修会となりました。


2月月例研究会(マルチメディア講習会と合同開催)


日時: 2016年2月27日(土)  16:00~18:00  
場所: お茶の水女子大学附属高校
発表者:千田誠二先生(大妻女子大学)
内容: 「質的研究方法による授業改善の試み」 
千田先生はこれまで学習者の創造性を伸ばす英語授業をめざしていらっしゃいました。それを支えるものとしての質的研究に取り組まれるようになったきっかけから、「質的探索者」としての実践経過、英語教師としてのご自身の、あるいは授業の変容について様々な実践事例とともにわかりやすくご紹介いただきました。最後に参会者のみなさんで意見交流・共有を行い、充実した研修会となりました。


1月月例研究会


日時: 2016年1月9日(土)  16:00~18:00  
場所: お茶の水女子大学附属高校
発表者:中津川義浩先生(お茶の水女子大学附属高校)
内容: 「より深い読みを求めて」 
旧課程高等学校第3学年のリーディング,および勤務校でのその後継科目である現行課程コミュニケーション英語Ⅲの授業実践をご報告くださいました。実際に授業で使われている教材を題材に、正しい読解,特に行間を読み取るような深い読みを目指した授業を体験するなかで、中津川先生の深い「こだわり」と職人技を感じさせていただくことができました。


11月月例研究会


日時: 2015年11月14日(土)  16:00~18:00  
場所: お茶の水女子大学附属高校
発表者:片岡紀之先生(千葉県教育庁葛南教育事務所管理主事)
内容: 「授業と評価の一体化ーパフォーマンステストの評価方法ー」 

コミュニケーション主体の授業を行うための課題の一つとして、授業と評価の一体化、特に「話す」技能の評価方法の改善についての流山おおたかの森高等学校での取り組みをご紹介くださいました。パフォーマンス評価において「できた」ことに着目する加点方式の採用と、生徒のモチベーションの向上のための自己評価及び他者評価の改善についてのご実践から、その効果と課題について考える機会となりました。


10月月例研究会


日時: 2015年10月31日(土)  16:00~18:00  
場所: お茶の水女子大学附属高校
発表者:木村一男先生(千葉県立成田国際高校)
内容: 「スピーキングを中心にした授業展開~その実践と効果について~」 

本日は、木村一男先生に、ご講演頂きました。参加者同士のペアワークから始まり、実際の授業ワークシートを使ったアクティビティ、そして授業ビデオの鑑賞と、様々な体験を通じて、学ぶことができました。当日は教職課程の学生も大勢参加しておりましたが、理論に裏打ちされた実践は、ベテランの先生方にも、多くの学びを与えて下さったのではないでしょうか。


9月月例研究会


日時: 2015年9月26日(土)  16:00~18:00  
場所: お茶の水女子大学附属高校
発表者:永井淳子先生(東京都市大学附属小学校)
内容: 「小学校英語教育で大切にしたいこと」 

「小学校英語教育で大切にしたいこと」をテーマに、小学校高学年における英語教科化や中学年での外国語(英語)活動の開始が検討されている中で、中学校以降の英語学習の下支えとなる小学校における英語教育の実践をお示しいただきました。また、そこから今後の課題や可能性についてのヒントも得ることができました。


6月月例研究会


日時: 2015年6月13日(土)  16:00~18:00  
場所: お茶の水女子大学附属高校
発表者:工藤洋路先生(玉川大学)
内容: 「スピーキング力・ライティング力につながる文法指導 ~『英語表現Ⅰ・Ⅱ』の教科書を使った授業展開を例に~」 

40名以上の先生方にご参加頂きました。内容は英語表現の教科書本文や問題文を生かした授業展開や、その内容を膨らませた活動事例などを、ワークショップを含め、ご講義頂けました。教職を履修した学生、現場の教員を含め、今後の授業展開を考える上で、大変勉強になりました。


5月月例研究会


日時: 2015年5月9日(土)  16:00~18:00  
場所: お茶の水女子大学附属高校
発表者:和田稔先生(明海大学名誉教授)
内容: 「『CAN-DOリスト』作成を英語教師はどのように受け止めたか」 

全国から、多くの先生方にご参加いただきました。文科省の「CAN-DOリスト」作成の意図と、全国の中・高における「CAN-DOリスト」作成事例と比較した結果、各学校における「具現化プロセス」、およびその運用状況において、多くの問題が浮かび上がってきました。現場の先生方は、時間的な余裕がない中で、日々の教育活動に勤しんでいます。研究者と文科省と現場が、どのような形で英語教育を改善していくことができるか、包括的に考えていかねばならないと痛感させられたご発表でした。


4月月例研究会


日時: 2015年4月25日(土)  16:00~18:00  
場所: お茶の水女子大学附属高校
発表者:木村雪乃先生(筑波大学大学院)
内容: 「リーディング指導におけるタスクとその効果」 

リーディングの理解を促進するにはどのようなタスクが有用であるか。また、そのタスクの提供の仕方はどのようなものが最も効果的なのか。その点を研究に裏付けられたデータで見せていただきました。教員が普段、教室で使うさまざまなタスクにも、効果の違いがあることが分かり、大変参考になる発表でした。懇親会でも議論は尽きず、リーディングに対する皆の関心の高さを再確認する機会になりました。


2月月例研究会


日時: 2015年2月7日(土)  16:00~18:00  
場所: お茶の水女子大学附属高校
発表者:清水公男先生(文京学院大学)、渡邊聡大先生(海城中学高等学校)
内容: 「授業改善をめざした英語のレッスンスタデイワークショップ:コミュニケーション英語Ⅰの授業事例から」 

今回は渡邊先生が行われた1つのレッスン全体の授業を撮影したビデオの中からポイントとなる部分を見せていただきました。高校生の授業でもアウトプットや音読活動など生徒を飽きさせない工夫が参考になりました。後半はその授業の良かった点や代案などを参加者同士で話し合い、グループごとに発表するというワークショップ形式でした。出席者が30名と多く、活発な議論がなされていました。


1月月例研究会


日時: 2015年1月10日(土)  16:00~18:00  
場所: お茶の水女子大学附属高校
発表者:植田伸二先生(St Peter’s College, NZ) 
内容: 「NZの言語教育と日本の英語教育:原点を考えて、実践教材へ」

今回はニュージーランドの学校の様子や勤務校のカリキュラム等についてお話いただいた後、植田先生ご自身の日本語の授業実践をご紹介いただきました。日々業務に追われることが多い中で、英語教育で、また教育で大切なものは何か考える機会となりました。

 


11月月例研究会


日時: 2014年11月22日(土)  16:00~18:00  
場所: お茶の水女子大学附属高校
発表者:小林順子先生(足立区立第六中学校)
内容: 「小中連携における中学一年の指導:Hi, friends!から中学校検定教科書へ」

今、目の前にいる生徒たちは何をどれくらい知っているのだろう。この問いに答えを出すことの大切さを小林先生にお話ししていただきました。小中連携に関する、足立区、そして小林先生独自の取り組みは、皆が参考にすべきでしょう。


10月月例研究会


日時: 2014年10月25日(土)  16:00~18:00  
場所: お茶の水女子大学附属高校
発表者:渡邉裕子先生(千葉県立松戸国際高校教諭)
内容: 「バルーンで広がる表現活動:学ぶ意欲の向上を目指して」

来るだけ淀みなく英語で自己表現をする。この目標に向かう様々なタイプの授業実践を報告していただきました。渡邉先生の明るい授業で生徒が生き生きと会話をする様子が印象的でした。


9月月例研究会


日時: 2014年9月27日(土)  16:00~18:00  
場所: お茶の水女子大学附属高校
発表者:濱田 彰先生(筑波大学大学院博士後期課程 帝京科学大学非常勤講師)
内容: 「文脈から推論された未知語の記憶表象: 文章理解が新出語の習得につながるか」

今回は濱田先生より、新出語の学習に関して、専門的な研究成果を含めてお話しいただきました。新出語を推測する際に文脈とその後の関連性が重要であるということを具体的なデータとともにお示しいただき、教員が例文などを提示する際にLSAという基準を用いるという新たな視点をいただきました。


6月月例研究会

日時: 2014年6月14日(土)16:00 - 18:00
場所:  お茶の水女子大学附属高校
発表者: 平野靖雄先生(前ELEC同友会英語教育学会会長)
内容:  「何を目指して英語教育をするのかー教師のあるべき姿を求めてー」
      
平野先生は今年73歳になられるそうです。しかしながら、教育者としての熱い思いと強い信念、また、後を継ぐ者に対してのメッセージや、温かい気遣いに心を打たれました。とても良い、研修会となりました。


4月月例研究会

日時: 2014年4月26日(土)  16:00~18:00  
場所: お茶の水女子大学附属高校
発表者: 今井理恵先生(新潟県立三条商業高等学校)    
内容: 「生徒の意欲を引き出すパフォーマンス課題の実践」
      
今回は今井先生より、ライティングなどのアウトプットにどのように
意欲的に取り組ませるかについてお話しいただきました。
活動前に到達目標を生徒に明示することや、お互いに評価し合える
明確な基準、規準の提示など生徒目線に立った課題の設定が
非常に参考になりました。


1月月例研究会
 
 日時: 2014年1月11日(土)  16:00~18:00  
 場所: お茶の水女子大学附属高校
 発表者: 中山健一先生(桐朋中学高校)
 内容: 中学校におけるポートフォリオ評価法の試み
      
  今回は「中学校におけるポートフォーリオ評価法の試み」として、
  桐朋中学高等学校中山健一先生にご発表いただきました。
  現在、英語教育において、多様な評価法が行われている中で、
  ポートフォリオ評価法を日本の中高で、理論的背景を元に
  実践的に行っている事例発表は、多くありません。
  その貴重な事例をご発表頂いたことは、
  参加者にとって大いに参考になったことと思います。
  今後の展開に、大変興味を持ちました。


11月 月例研究会


 日時: 2013年11月2日(土)  16:00~18:00  
 場所: お茶の水女子大学附属高校
 発表者: 工藤洋路先生(駒沢女子大学)    
 内容: これからのライティング指導はどうあるべきか 

  ~新課程でのライティング指導の留意点と指導実例~
ライティング指導で、ある程度まとまった量で、内容としても自然な展開の英文を書かせる指導のポイントとして、センテンスレベルからパラグラフレベルに引き上げるための指導をすることやディスコースパターンを身につける指導をすること、また普段からミニ・ディスコースレベルのライティング活動を行うことなどをお話しくださり、大変興味深い内容でした。


10月 月例研究会


 日時: 2013年10月5日(土)  16:00~18:00  
 場所: お茶の水女子大学附属高校
 発表者: 川口純先生(順天高等学校)    
 内容: 「本文とアウトプットの橋渡しを効果的に行うレッスン作り」
    

順天中学高等学校の川口先生より、ワークショップ形式で、オーラルイントロダクションから、ポストリーディング活動までの一連の流れをご発表いただきました。 既存の生徒の知識を生かしながら、生徒自身が未来への知見を広げる活動へつなげた流れが秀逸でした。


9月 月例研究会???

 日時: 2013年9月14日(土)  16:00~18:00  
 場所: お茶の水女子大学附属高校
 発表者: 中村貴美子先生(青山学院大学非常勤講師)   
 内容: 「オールラウンドな英語教育コミュニケーション能力の向上を目指して

世田谷区立梅丘中学校での平成20年度から24年度の5年間の実践について、
お話しいただきました。英語科を中心に全校で取り組まれた「英語で対話できる生徒の育成」またご自身が校長としてリーダーシップを発揮して進められた小中連携について、お話しを伺うことができ、非常に中身の濃いご発表をいただきました。


6月月例研究会

日時: 2013年6月22日(土)  16:00~18:00  
場所: お茶の水女子大学附属高校
発表者:松村厚子先生(東京大学教育学部附属中等教育学校)  
内容: 高校生に文学を教える

今回の月例会は、東京大学付属中等教育学校の松村厚子先生に、
「高校生に文学を教える」という題でご講演いただきました。
参考の教科書ではあまり扱われなくなった「文学」を、協同学習で、
授業で進めていくお話は、大変有意義なものでありました。


5月月例研究会

日時: 2013年5月18日(土)  16:00~18:00  
場所: お茶の水女子大学附属高校
発表者: 渡邊聡大先生(海城中学・高校) 
内容: 「中高6年間の指導及び実践報告」   

中1~高3の6年間を2巡されたご経験、及び、海城中高英語科の主任として、
リーダーシップを取られてこられたご経験に裏打ちされた貴重なご発表であったと思います。
現場教員からのご質問もたくさんあり、また愛知、岡山など、遠方からのご参加もありました。


4月月例研究会

日時: 2013年4月27日(土)  16:00~18:00    
場所: お茶の水女子大学附属高校  
内容: 実践報告 "Developing International Awareness by Monitoring Media Sources"  
発表者: Lawrence Karn 先生(大妻女子大学)   服部 孝彦 先生(大妻女子大学)  

大妻女子大学のLawrence Karn先生と服部孝彦先生のお二人で、 国際的なニュース等で話題になっている  トピックや出来事について情報を集め、レポート等の活動、その後のテスまでの指導プロセスについてお話しいただきました。  この活動を通して、学生がニュースや新聞をチェックするようになったという報告もあり、学習者の英語力によっては  教師側の手立てが必要であるが、非常に達成感を得られる興味深い活動をご紹介いただきました。


2月月例研究会

日時:平成24年2月18日(土)16:00~18:00
場所:お茶の水女子大学附属高等学校
内容:実践報告「英語Ⅰ&Ⅱ実践報告:口頭発表まで導く指導過程」
発表者:江原一浩先生(筑波大学附属高等学校)

授業のねらいや計画、授業内活動の場面とねらい、また、その理論的背景などを中心にご発表いただきました。その他、日々の授業準備活動や実際の授業映像など、日々教壇に立つ上で直接役立つ情報をこの時期にご提供いただくのは大変うれしいことでした。ありがとうございました。


1月月例研究会

日時:平成24年1月21日(土)16:00?18:00
場所:お茶の水女子大学附属高等学校
内容:実践報告「インタラクティブフォーラムと谷田部東中学校・竹園東中学校での取り組み」
発表者:寺島清一先生(つくば市立竹園東中学校)
 つくば市立竹園東中学校の寺島清一先生が茨城県で実施しているインタラクティブフォーラムについて報告してくださいました。さらに、ご自身の学校でのインタラクティブフォーラムに向けた指導についてお話ししてくださいました。この目的が授業改善であるという話を聞き、すばらしい試みであることがわかりました。


12月月例研究会

日時:平成23年12月17日(土)16:00~18:00
場所:お茶の水女子大学附属高等学校
内容:実践報告「小学校教師の主体的実践から英語活動へ―児童の変容を見つめて―」
発表者:小野奈津子先生(茂原市立鶴枝小学校)

茂原市立鶴枝小学校の小野奈津子先生がご自身の英語活動と自己開発された「英語活動意識調査」の結果を報告してくださいました。この意識調査はコミュニケーションストラテジー、有能感、学習の評価、失敗不安、緊張不安の5つの要素で構成されており、ALTとのティーム・ティーチングや英語指導ノートが生徒に影響を与えている様子がわかり大変興味深いご発表でした。


10月月例研究会

日時:平成23年10月15日(土)16:00~18:00
場所:お茶の水女子大学附属高等学校
内容:研究報告「英文理解と情報の再生・再認-誤記憶からみる英文理解の面白さ-」
発表者:中川知佳子先生(東京経済大学)
 本日は、東京経済大学の中川知佳子先生にご発表いただきました。
英文読解で得た情報を再生する際、誤認や誤再生がなぜ起こるか、また、得られる情報が、読解の視点の置き方により変化をする事例、また要約のルールなど、大変明解にご発表いただきました。


9月月例研究会
日時:平成23年9月10日(土)16:00~18:00
場所:お茶の水女子大学附属高等学校
内容:実践報告
発表者:中島義和先生(お茶の水女子大学附属中学校)
 中島先生が1時間の授業を小さな段階に分け、いろいろなアクティビティーを取り入れた研究成果をご発表くださいました。生徒が良く集中して授業を受けている姿が大変印象的で、参考になるものでした。


 

6月月例研究会
日時:平成23年6月18日(土)16:00~18:00
場所:お茶の水女子大学附属高等学校
内容:研究報告「私の勧める語彙指導、評価」
発表者:八島 等先生(東京都立駒場高等学校)
 八島先生がご専門である語彙研究と文部科学省での調査研究である評価についてご発表くださいました。語彙研究では基本語彙が調査元で違うこと、評価では定期テストの作成の仕方が興味深く、大変参考になりました。


5月月例研究会

日時:平成23年5月21日(土)16:00?18:00

場所:お茶の水女子大学附属高等学校

内容:授業実践報告「英語教育における教室内モティベーション―学習者を動機づける方略について―」

発表者:本田勝久先生(千葉大学教育学部)

 この度は千葉大の本田勝久先生に、モチベーションに関してご発表頂きました。Learner's Motivationに関するご自身の研究内容に加え、他の研究事例やご自身の学生さんの研究も含めて、時にユニークに、かつわかりやすくご紹介頂き、大変勉強になりました。また、その後、活発な質疑応答が行われました。


4月月例研究会

日時:平成23年4月16日(土)16:00?18:00

場所:お茶の水女子大学附属高等学校

内容:授業実践報告「4技能を有機的に結びつけたディベート活動の実践」

発表者:深澤真先生(茨城県立竹園高等学校)

 深澤先生がワークショップを行い、簡易ディベートのやり方を教えてくださいました。また、生徒の様子や指導の仕方、評価の仕方まで竹園高校の実践を紹介してくださいました。最後に、大学入試問題にディべートで使われる話題が多く出題されていることを実例で紹介してくださり、ディベートが英語教育で如何に役立つかをお示しくださいました。


2月月例研究会

日時:平成23年2月19日(土)16:00?18:00

場所:お茶の水女子大学附属高等学校

内容:授業実践報告「ライティング指導の目標設定と実践」

発表者:田畑光義先生(香取市立小見川中学校)

田畑光義先生が3年間を見通したライティングの目標を立てた実践を発表してくださいました。そして、学習者の成長を知る方法としても、書いたものを記録した活用例を紹介してくださいました。中学生を指導するのに大変有効な方法であり、明日の授業に役立つご発表でした。


1月月例研究会

日時:平成23年1月8日(土)16:00~18:00
場所:お茶の水女子大学附属高等学校
内容:ミニ講演「英語教師のための新しい評価法:小学校外国語活動から大学共通英語の評価まで
発表者:松沢伸二先生(新潟大学)

松沢先生が小学校から大学までの評価について、何が変わったかと具体的方向性についてお話ししてくださいました。教師は成績簿を数字でいっぱいにする傾向があるが、そうではなく、学習者の学びの促進を目的とする評価を目指したいというお話が印象的でした。


12月月例研究会

日時:平成22年12月11日(土)16:00~18:00
場所:お茶の水女子大学附属高等学校
内容:授業実践報告「ICT機器を活用したオールイングリッシュ授業の工夫」
発表者:平田敦子先生(東京都立国際高等学校)

実際の授業映像、生徒アンケート、授業プリントなどを提示しながら、ICT! +All Englishの授業においての利点と課題をご紹介いただきました。また都立国際高校における英語授業の有様も資料を基にご紹介いただき、大変興味深いご発表でした。


11月月例研究会

日 時  平成22年11月13日(土)16:00?18:00

場 所  お茶の水女子大学附属高等学校

発表者  板倉清子先生

内 容   授業実践報告「中学の英語授業を活性化するタスク活動」

今月の研究会はWELTS(和田英語研究会)でご活躍の板倉先生の研究発表でした。英語授業で行われる数々の「タスク」に着目し、その「タスク」の有効性 を検証された研究手法、及び成果をご発表頂きました。また、「つけたい力」別のタスクを実践的にご紹介いただき、大変勉強になりました。

 


10月月例研究会

10月月例研究会

日 時  平成22年10月9日(土)16:00?18:00

場 所  お茶の水女子大学附属高等学校

発表者  中條清美先生(日本大学)

内 容   研究報告「英語教科書の語彙を考える」

本日は日本大学の中條清美先生に、「英語教科書の語彙を考える」と題して、ご講演を賜りました。語彙コーパスに基づいた教科書分析は、現場としては普段なかなかできない故、小~大までの教科書を縦断した分析、各学年教科書に対する横断的分析、また、教科書使用語彙の歴史的変遷など、とても興味深く、多大な示唆をいただいたご発表でした。

 


9月月例研究会

9月月例研究会

日 時  平成22年9月11日(土)16:00?18:00

場 所  お茶の水女子大学附属高等学校

発表者  北原延晃先生(港区立赤坂中学校)

内 容   授業実践報告「英語授業の幹をつくる」

生徒が思わず発言したくなる発問方法や、flash cardを使ったバリエーション活動などをワークショップ交えてご紹介いただきました。また、生徒たちが生き生きとSkit活動をしている映像をお見せいただき、「小さな成功体験」を積み重ねる指導の大切さを、改めて勉強させていただきました。この度、本研究会でご報告頂いた内容は、ご著作である「英語授業の幹をつくる(ベネッセ)」に全て記載されているそうなので、是非復習させていただこうと思っております。

 


7月月例研究会

7月月例研究会

日 時  平成22年7月10日(土)16:00?18:00

場 所  お茶の水女子大学附属高等学校

発表者  三沢 渉先生(川口青陵高等学校)

内 容   授業実践報告「低学力生徒に対応するー「分かる」教材の工夫」

三沢先生がご自身の勤務校の実践を発表してくださいました。低学力の生徒でもタスクや評価方法などの工夫で授業がわかり、やる気にさせることができることがわかりました。

 


6月月例研究会

日 時  平成22年6月19日(土)16:00~18:00

場 所  お茶の水女子大学附属高等学校

発表者  高山芳樹先生(東京学芸大学)

内 容  授業実践報告「教育実習生の育て方を考える―大学における事前指導―」


東京学芸大学の高山先生より、大学における実習生指導のあり方と実践を、映像を交えながらご講演いただきました。
実習生を「送り出す側」である指導理念と実例は、「受け入れ側」である現場教員にとっても大変参考になりました。


5月月例研究会

日 時  平成22年5月22日(土)16:00?18:00

場 所  お茶の水女子大学附属高等学校

発表者  久保野りえ先生(筑波大学附属中学校)

内 容  授業実践報告「力をつける教科書本文の扱い―成否を分けるカギは何か―」


久保野りえ先生がOral Introductionを行う上でのコツや注意点を、実演を交えながら解説してくださいました。教科書本文を大切にし、かつ「生きた英語」で行う大切さを教えていただきました。


2月月例研究会

日 時  平成22年2月27日(土)16:00?18:00

場 所  お茶の水女子大学附属高等学校

発表者  高田智子先生(明海大学)


内 容  授業実践報告「生の英語を読む授業」

高田先生が今までに行った生の英語教材である小説を扱った授業を紹介してくださいました。高校生や大学生でも興味を持てそうなLensey Namiokaの小説を参加者で一部読み、小説の楽しさを味わうことができました。


1月月例研究会

日 時  平成22年1月23日(土) 16:00?18:00

場 所  お茶の水女子大学附属高等学校

発表者  久保野雅史先生(神奈川大学)
      
内 容  授業実践報告「コミュニケーション能力育成と大学受験は両立できる!」

久保野先生が筑波大学附属駒場中・高校で教えられた20年以上のご経験をお話しくださいました。生徒の指導ばかりでなく、躾や定期テストまでお示しくださり、中高の教員にとっては大変参考になるものでした。


12月月例研究会

日 時  平成21年12月12日(土) 16:00?18:00

場 所  お茶の水女子大学附属高等学校

発表者  長谷川直子先生(千葉県南房総市立南三原小学校)
       鈴木加奈子先生(千葉県南房総市立南三原小学校)
      服部孝彦先生 (大妻女子大学)教育)

内 容  実践報告/研究発表「外国語活動(英語活動)におけるコミュニケーション能力育成のあり方に関する研究」

南房総市立南三原小学校の長谷川先生、鈴木先生が千葉県教育委員会・南房総市教育委員会(GEL, Gateway to English Language)の指定を受けた小中連携を見据えたコミュニケーション能力の育成のための外国語活動の実践を発表してくださいました。学校全体で取り組み、生徒の聞く力、話す力の伸長結果は驚くものがありました。


11月月例研究会

日 時  平成21年11月14日(土) 16:00~18:00

場 所  お茶の水女子大学附属高等学校

発表者  鈴木利彦先生(早稲田大学)
      ジャンル 語用論と英語教育(言語機能と今後の英語教育)

内 容  研究発表「今後の英語教育に於ける言語機能の指導:英語スピーチアクト・コーパスからみえてくるもの」


第一部では鈴木先生が語用論についてお話しいただき、第二部では鈴木先生が作成中のスピーチアクト・コーパスとその活用法についてお話しいただきました。このコーパスを利用して指導効果が上がった例をご紹介いただき、英語教育への効果の可能性が感じられました。


9月月例研究会

日 時  平成21年9月26日(土) 16:00~18:00

場 所  お茶の水女子大学附属高等学校

発表者  萩原一郎先生(神奈川県立城郷高等学校)

内 容  授業実践報告「遅れがちな生徒たちと創る高校英語の授業」


      萩原先生がこれまでのご自身の勤務校についてと生徒とともに作り上げてきた授業やワークシートを紹介してくださいました。ご苦労が伺え、また、貴重な資料も拝見し、参加者には大変有益な報告でした。


5月月例研究会

日 時  平成21年5月16日(土)16時~18時
      
場 所  お茶の水女子大学附属高等学校

発表者  渓内 明先生(足立区第十中学校)

内 容  授業実践報告「音読からreproductionへ」

      渓内先生がOral Introductionから音読、Reproductionにまでつなげる中学校2年生の授業をビデオで紹介してくださいました。生徒のレベルを考えた発問など参考になる点の多いご発表でした。


2月月例研究会

日 時  平成21年2月7日(土)16時~18時
      
場 所  お茶の水女子大学附属高等学校

発表者  山崎朝子先生(武蔵工業大学)

内 容  授業実践報告「多読の効用」


        山崎先生がご自身の多読の研究を発表して下さいました。自分のレベルを知る方法、読み進め方など我々の生徒に実際に多読を行わせる際のヒントを多く与えてくださり、大変参考になるものでした。


1月月例研究会

日 時  平成21年1月10日(土)16時~18時

場 所  お茶の水女子大学附属高等学校

発表者 室伏秀元先生(神奈川県南足柄市立足柄台中学校)

内 容  授業実践報告「生徒の学習意欲を高める『話すこと』の指導と評価~Scaffolding理論に基づいたスピーキングテスト」

      室伏先生が各生徒の内容やレベルに合わせたスピーキングテストの実践をビデオを交えて紹介してくださいました。英検合格率の高さなどでテストのよい影響について聞き、参加者は感心いたしました。


12月月例研究会

日 時  平成20年12月13日(土)16時~18時

場 所  お茶の水女子大学附属高等学校

発表者 伊藤繁之先生(横浜国立大学教育人間科学部附属鎌倉中学校)

内 容  授業実践報告「表現する意欲を高める授業づくり」

     伊藤先生が横浜国大教育人間科学部附属鎌倉中学校の研究を発表してくださいました。


11月月例研究会

日 時  平成20年11月29日(土)16時~18時

場 所  お茶の水女子大学附属高等学校

発表者  小山義徳先生(東京大学大学院)

内 容  リスニング能力の向上を目指した速読指導


10月月例研究会

日 時  平成20年10月4日(土)16時~18時

場 所  お茶の水女子大学附属高等学校

発表者  田辺博史先生(青山学院高等部)

内 容  高校における音読指導実践:試行錯誤の中からの報告

      田辺先生が普段行われている音読指導についての実践報告をしてくださいました。音読のいろいろなバリエーションについて教えていただき、大変参考になるご発表でした。また、田辺先生は音読の目的や効果について生徒に知らせながら音読を行わせると聞き、生徒のやる気を引き出す指導についても考えさせられました。


9月月例研究会

日 時  平成20年9月15日(月)16時~18時

場 所  お茶の水女子大学附属高等学校

発表者  本多敏幸先生(千代田区立九段中等教育学校)

内 容  九段中等教育学校における私の授業実践

      本多先生が授業実践をビデオで紹介してくださいました。スキットコンテストやスピーチコンテストを最終目標にした先生の授業はすべての活動に目的がありすばらしい実践でした。また、生徒の発話が大きい声で多くなされており、参加者全員が感心させられました。


1月月例研究会

日 時  平成20年1月12日(土)16時~18時

場 所  お茶の水女子大学附属高等学校

発表者  山下裕子先生(茅ヶ崎市立中島中学校)

内 容  山下先生が「効果的なティーム・ティーチングをめざして」と題する2007年度関東甲信地区中学校英語研究会で発表された授業を見せてくださいました。ALTとの協同授業で生徒が有名人や物などを紹介する活動で、発話が積極的に行われている様子が大変参考になりました。


11月月例研究会

日 時  平成19年11月24日(土)16時~18時

場 所  お茶の水女子大学附属高等学校

発表者  三好洋子先生(元 関東国際高等学校)

内 容  研究発表「聴覚トレーニングの成果―SELHi高校4年間の研究結果」

科学的データを踏まえ、「聴覚トレーニングは英語の4技能の構成要素を強化する」という本研究の仮説の検証を報告していただきました。トマティスメソッドによる聴覚トレーニングを紹介していただきました。


10月月例研究会


日 時  平成19年10月27日(土)16時~18時

場 所  お茶の水女子大学附属高等学校

発表者  滝口正史先生(前 聖徳大学)

内 容  講演「私の外国語(フランス語)学習2」

滝口先生がご自身経験されたフランス語学習で効果のあった学習法を紹介してくださいました。4技能を学習する中からimaginationとwillが生まれるという一言が印象的でした。


9月 月例研究会

日 時  平成19年9月8日(土)  16:00~18:00

場 所  お茶の水女子大学附属高等学校

発表者  加藤朝子先生(埼玉県立不動岡誠和高等学校)

内 容  研究発表「高校生の英作文コンテストにおける自由英作文の分析と writing を考える


6月 月例研究会

日 時  平成19年6月9日(土)  16:00~18:00

場 所  お茶の水女子大学附属高等学校

発表者  金枝岳晴先生(東京学芸大学附属竹早中学校)

内 容  授業実践報告「文法現象の『説明』を考える」

金枝先生が「先生どうして?」というタイトルの生徒からの疑問をまとめた資料を用意してくださり、アルファベットの大文字小文字の違いやつづり字と発音の関係などについてお話してくださいました。普段はあまり考えないような素朴な疑問に的確に答えてくださり、大変参考になりました。


5月 月例研究会

日 時  平成19年5月12日(土) 16:00~18:00

場 所  お茶の水女子大学附属高等学校

発表者  浅見道明先生(お茶の水女子大学附属高等学校)

内 容  ワークショップ「聞く力を養う発音指導」


2月 月例研究会

日 時  平成19年2月17日(土) 16:00~18:00

場 所  お茶の水女子大学附属高等学校

発表者  水島孝司先生(東京海洋大学,文教大学)

内 容  研究発表「大学英語教育の目的・目標-現状調査を中心に」

水島先生がご自身が行った大学英語教育における目的・目標の考え方及びその変遷についての研究を発表してくださいました。大学により目的・目標がまちまちであり考えさせられました。


1月 月例研究会

日 時  平成19年1月13日(土) 16:00~18:00

場 所  お茶の水女子大学附属高等学校

発表者  奥住 桂先生(宮代町立須賀中学校)

内 容  授業実践報告「一斉授業で習熟度別学習」

奥住先生が書く活動、読む活動、話す活動、聞く活動における一斉授業を習熟度別学習に変えるアイデアを紹介してくださいました。大変緻密な授業計画に基づく授業を紹介してくださり、参加者にとって大変参考になるものでした。


11月 月例研究会

日 時  平成18年11月4日(土)

場 所  お茶の水女子大学附属高等学校

発表者  浅野博先生(筑波大学名誉教授,本学会名誉会長)

内 容  「指導技術」を越えた諸問題について--異文化理解・英語の多様化・日本人の英語力--
 浅野先生が指導技術を越えた諸問題について、異文化理解、英語の多様化、日本人の英語力という3点からお話しくださいました。異文化理解教育の難しさや国際語としての英語と教育現場のその扱い、英語教育の目的としてやっておくべきこと等がよく理解できる貴重なお話でした。


9月 月例研究会

日 時  平成18年9月23日(土)

場 所  お茶の水女子大学附属高等学校

発表者  高崎朋彦先生(東京学芸大学附属高等学校)

内 容  授業実践報告「多読指導とその評価」

 高崎先生が東京学芸大学附属高等学校で2年間行われたReading Marathonについての実践報告をしてくださいました。生徒をやる気にさせる工夫や速読力や正確に読む力の伸びについても報告があり、さらにフロアーからも多く意見が出て、大変有意義な会となりました。


6月 月例研究会


日 時  平成18年6月24日(土)16:00~18:00

場 所  お茶の水女子大学附属高等学校

発表者  服部孝彦先生(大妻女子大学)

内 容  ワークショップ「Writing Academic English」

Profile of the speaker:
Dr. Takahiko Hattori has extensive experience in the field of education, both in Japan and overseas. As a Japanese educated in the United States, Dr. Hattori is in a unique position to understand the strength and weakness of both education systems. Currently, he is a professor of foreign studies at Otsuma Women's University, a lecturer at Waseda University, and a visiting professor at Murray State University in Kentucky USA. Dr. Hattori has been published extensively, and made presentations both in Japan and North America related to English language education and international understanding.


5月 月例研究会

5月20日に予定されていた岡田順子先生の月例研究会は岡田先生の体調が突然悪くなり、中止とさせていただきました。


2月 月例研究会

日 時: 平成18年2月18日(土)16:00~18:00

場 所: お茶の水女子大学附属高等学校

発表者: 中村正美先生(埼玉県立坂戸高等学校)

内 容: 授業実践報告「input即outputは可能か?-intakeについて考える」

 2月18日(土)2月の月例研究会で上記のような題名で、昨年の約1年間の授業の実践報告をさせていただきました。埼玉県の「確かな学力をはぐくむ教科指導に関する調査研究」のレポートと重なるところもありました。そこで与えられていた課題が「Intakeの必要性」ということだったからです。英語をずっと教えながら、「InputしたことがどうしてOutputという形になってすぐ現われないのか?」ということが私自身の疑問でもあり、生徒のOutputの前には、ワインを熟成させるような時間が必要なのかもと漠然と考えていたからです。
 報告は「英語における確かな学力とは?」に始まり、次のような項目と時間の配分で約2時間行なわせていただきました。
1.はじめに(3分) 2.英語における確かな学力(5分) 3.教室における英語学習の進み方(5分)4.今回の調査研究の視点、主題及び概要等(5分)5.Intakeを推し進めるさまざまなWriting課題への取り組みの紹介―ワークショップ形式で(30分)。このあと、15分のコーヒーブレイクが入りました。6.参加された先生方のペアによるPresentation(15分) 7.坂戸高校の実践報告(30分)でした。その中では、生徒の現状を述べたあと、そこから生徒の課題をふまえ、方策1~4を立て、生徒の表現能力とコミュニケ-ションに対する自信・意欲を高める取り組みを紹介しました。方策1は生徒(&教員)による「相互添削」、方策2はパラグラフ・リーディング、パラグラフ・ライテイングの学習、 方策3は、ペア・リーディング1,2,3の紹介、そして方策4は課題のプレセンテーションで、それぞれの具体的取り組みを説明しました。8.終わりに、成果と今後の課題で締めくくりました。 
                                   埼玉県立坂戸高等学校 中村 正美 


1月 月例研究会

日 時: 平成18年1月14日(土)16:00~18:00

場 所: お茶の水女子大学附属高等学校

発表者: 城 由美子先生(蕨市立東中学校)

内 容: 授業実践報告「継続的な表現活動の取り組み-3年間を見通した指導-」

 城先生が同じ生徒を3年間継続指導した結果を紹介してくださいました。内容は緻密な計画に基づくものであり、膨大な資料とともに、これから同じような指導を考えている先生方にとっても大変参考になるものでした。


11月 月例研究会

日 時: 平成17年11月26日(土)16:00~18:00

場 所: お茶の水女子大学附属高等学校

発表者: 立原裕子先生(都立豊多摩高等学校)

内 容: 授業実践報告「オーラルコミュニケーション-クリエイティブな自己表現を実現するために」

 立原先生が勤務校でのOCの指導について発表をしてくださいました。作成された資料が膨大であり、普段のご苦労が推察されました。「OCの授業は生徒が作るもの」という言葉が印象的で、今後ともすばらしい実践を続けていただきたいと思いました。


10月 月例研究会

日 時: 平成17年10月15日(土)16:00~18:00

場 所: お茶の水女子大学附属高等学校

発表者: 津田ひろみ先生(お茶の水女子大学附属中学校,同附属高校)

内 容: 実践研究発表「英語リーディングクラスにおける学習ストラテジー指導の効果:協働学習の試みを通じて」

   津田先生がご自身の大学院での研究について発表してくださいました。中学生のストラテジー使用の研究や、協働学習の影響についての研究で今後の指導に大変参考になるものでした。


9月 月例研究会

日 時: 平成17年9月24日(土)16:00~18:00

場 所: お茶の水女子大学附属高等学校

発表者: 小菅和也先生(武蔵野大学)

内 容: 研究発表「発音指導とカタカナ表記」

   小菅先生がご自身の研究成果である英語発音カタカナ表記を紹介してくださいました。そのまま読めば英語音に近い音が再生できる工夫は、専門家を対象にしたIPA等と違い、生徒の視点に立った、中高の教育現場で有効な発音指導法であると確信いたしました。


6月 月例研究会

日 時: 平成17年6月25日(土)16:00~18:00

場 所: お茶の水女子大学附属高等学校

発表者: 寺内 一先生(高千穂大学)

内 容:実践研究発表「ESP:中等教育への可能性」

   ESP (English for specific purposes) 指導の理論と実際,またその可能性について,法律英語を例に取って大変詳しく解説していただきました。すばらしいご発表で,参加者数が少なかったのが残念です。機会があれば,春季研修会で再度お願いしたいと考えています。


5月 月例研究会

日 時: 平成17年5月21日(土)16:00~18:00

場 所: お茶の水女子大学附属高等学校

発表者: 八宮孝夫先生(筑波大学附属駒場高等学校)

内 容:授業実践報告「高校1,2年生における自主教材活用の授業」

     八宮先生が教科書の題材を補い拡充する自主教材を使用した授業を紹介してくださいました。生徒の好奇心をくすぐるすばらしい実践に参加者全員が感心する示唆に富んだ報告でした。


1月 月例研究会

日 時: 平成17年1月22日(土)16:00~18:00

場 所: お茶の水女子大学附属高等学校

発表者: 片桐一彦先生(麗澤大学)

内 容: 講演 「英語のテスト作りと成績分析に役立つ知識-数式を用いず言語テスト理論を噛み砕く」      

      片桐先生がテスト作成の理論的側面について、専門性を薄めることなく、丁寧に説明して下さいました。


11月 月例研究会

日 時: 平成16年11月20日(土)16:00~18:00

場 所: お茶の水女子大学附属高等学校

発表者: 倉内大史先生(神奈川県葉山町立南郷中学校)

内 容: ビデオによる授業実践報告 「コミュニケーション能力を育成するための継続的音声指導-生徒が意欲を持って学べる音声指導の工夫」
     倉内先生がリズム・音読・継続をキーワードにした5年にわたる音声指導を報告してくださいました。大変緻密なご指導で参考になるご発表でした。


10月 月例研究会

日 時: 平成16年10月30日(土)16:00~18:00

場 所: お茶の水女子大学附属高等学校

発表者: Cyrus Rolbin先生(放送大学)

内 容: 講演 「A Bit of Lit, A Slice of Life」
      岡倉天心著『茶の本』に関する講演と,残り時間を使って,自身で開発した英語教育カリキュラムによる授業実演を行っていただきました。


9月 月例研究会

日 時: 平成16年9月18日(土)16:00~18:00

場 所: お茶の水女子大学附属高等学校

発表者: 箱守知己先生(筑波大学附属高校)工藤洋路先生(日本女子大学付属高校)

内 容: ビデオによる授業実践報告「Oral Introductionからの授業比較」
      箱守先生と工藤先生が同じ教科書の同じレッスンを使い、2つの学校でオーラル・イントロダクション行ったビデオを見せてくださいました。どちらもすばらしい授業で、オーラル・イントロダクションのやり方は大変参考になるものでした。さらに、最終目的の違いによってオーラル・イントロダクションが違うことがわかり、とても興味深い発表でした。


6月 月例研究会

日 時: 平成16年6月26日(土)16:00~18:00

場 所: お茶の水女子大学附属高等学校

発表者: 保戸塚由紀子先生(東京学芸大学附属高校)

内 容: 実践研究報告「音読練習の定着を目指したReading Challengeの活動」
      保戸塚先生が総合英語の時間に行っているReading Challengeの活動をビデオを用いて紹介してくださいました。先生の「授業を練習ではなく試合の場にしたい。」とおっしゃったのが印象的でした。また、その通りに生徒は家庭学習をこなし、授業では積極的に音読を行い、とても効果的な活動であることがわかりました。


5月 月例研究会

日 時: 平成16年5月22日(土)16:00~18:00

場 所: お茶の水女子大学附属高等学校

発表者: 羽井佐昭彦先生(千葉工業大学)

内 容: 実践報告「英語教育にポライトネスの視点をいかに導入するか」


2月 月例研究会

日 時: 平成16年2月28日(土)16:00~18:00

場 所: お茶の水女子大学附属高等学校

発表者: 林 正太先生(東京学芸大学教育学部附属高等学校)

内 容: 林先生が英語リーディングでの高校3年生の授業ビデオを公開してくださいました。速読多読の量に驚かされましたが、何よりも林先生の熱心さに一番驚かされました。


1月 月例研究会

日 時: 平成16年1月31日(土)16:00~18:00

場 所: お茶の水女子大学附属高等学校

発表者: 横山 達也先生(多摩市立聖ヶ丘中学校)

内 容: 「コミュニケーション能力を高めるスピーキングの指導」

 横山先生がスピーキング能力を高めることを目標とした授業のビデオを紹介してくださいました。参加者の間で、生徒の発話を促す工夫などについて活発な討論が行われました。


12月 月例研究会

日時 平成15年12月13日(土)16:00~18:00

場所 お茶の水女子大学附属高等学校

講演 「英語・教育・旅-内から外から-」

講師 大河内武久先生(横浜学園中学校高等学校) 

 現在の英語教育の抱える諸問題について、海外での広いご見聞と現任校での生徒たちとの触れ合いを通じてお考えになったこととを織りまぜて、幅広く、また奥の深いお話が伺えました。


9月 月例研究会

日 時: 平成15年9月13日(土)16:00~18:00

場 所: お茶の水女子大学附属高等学校

発表者: 宮原 卓先生(神奈川県足柄上郡中井町立中井中学校)

内 容: ビデオによる授業実践報告「絶対評価と自己評価表を活用した授業」

参加者: 石丸副会長他15名

 神奈川県足柄上郡中井中学校の宮原先生が、昨年4月から始まった目標に準拠した評価(いわゆる絶対評価)に関して、少しでも生徒に学習内容を理解しやすいように、またその結果、生徒の学習意欲が高まればと考えられて行った、自己評価表を活用した授業を、ビデオを見せながら報告してくださいました。中学校の先生方のご苦労のうかがえるすばらしい実践報告でした。


6月 月例研究会

日 時: 平成15年6月28日(土)16:00~18:00

場 所: お茶の水女子大学附属高等学校

発表者: 津吹 文男先生(栃木県立鹿沼東高校学校)

内 容: ビデオによる授業実践報告「『コミュニケーション能力育成をめざす英語教育』の功罪(?)」
          --地方都市にある公立高校教員の体験報告-- 


5月 月例研究会

日 時: 平成15年5月17日(土)16:00~18:00

場 所: お茶の水女子大学附属高等学校

発表者: 鈴木 誠先生(埼玉県立草加南高等学校)

内 容: ビデオによる授業実践報告「Public Speakingを授業に取り入れる」

 埼玉県立草加南高校の鈴木 誠がです。私の思いつきで行っているスピーキングの授業をみていただける機会に恵まれうれしく思っております。大学時代ESSで経験したスピーチの暗唱が自分の英語のスピーキング練習において大きく影響したこともあり、授業の中で生徒に同じことを体験させてみようと思い立ちました。3つのパブリックスピーキング活動を通じて生徒が、どのように発音やイントネーション、声量などに注意を払っているのか、話すことに対する意識はどう変わっていくのかを観察してみようと考えました。まだ、観察と分析が一貫していない状況です。


2月 月例研究会

日 時: 平成15年2月8日(土)16:00~18:00

場 所: お茶の水女子大学附属高等学校

発表者: 挾間玲枝(はさまあきえ)先生(東京学芸大学教育学部附属高等学校)

内 容: 授業実践報告「高校3年間のリーディング指導を振り返る」

参加者: 浅野名誉会長他11名

挾間先生がこの3年間に行った、英語Ⅰ、英語Ⅱ、リーディングの授業内容を紹介してくださいました。
英語Ⅰと英語ⅡはOral Introductionを含めたオーソドックスな素晴らしい授業でした。しかし、予習を前提にせず、復習重視という指導方法にいろいろな意見が出され、いろいろな先生方のいろいろな意見が聞かれて、活発な会になりました。


1月 月例研究会

日 時: 平成15年1月25日(土)16:00~18:00

場 所: お茶の水女子大学附属高等学校

発表者: 高田ひろみ先生(埼玉県桶川市立桶川東中学校)

参加者: 企画委員長他10名

内 容: 授業実践報告「言い換えの方略を使った発話の拡大」

  今回の月例研究会は実践報告でしたが、高田先生が活動報告をワークショップ形式で紹介していただいたので、大変楽しく聞くことができました。また、大変よく考えられた活動であり、効果がでることがよく わかりました。今後も更に研究を深めていただきたいと思います。
  また、今回は菅沼英明先生が札幌から参加してくださいました。菅沼先生は手品の名人で、二次会ではおもちゃのウサギを使った手品を紹介してくださいました。


11月 月例研究会

日 時: 平成14年11月16日(土)16:00~18:00

場 所: お茶の水女子大学附属高等学校

発表者: 飯野厚先生(埼玉県立狭山経済高等学校)

参加者: 石丸副会長他6名

内 容: ビデオによる授業実践報告「生徒が先生役になる授業:cooperative strategic readingへの橋渡しとして」飯野先生が今年2月に撮影した英語Ⅰの授業を公開してくださいました。生徒が教壇に立ち、音読や内容についての質問をするうちに、生徒の学習態度までが良くなったという報告をされ、今後の商業その他の実業高校での英語指導に参考になるものでした。


9月 月例研究会

日 時: 平成14年9月28日(土)16:00~18:00

場 所: お茶の水女子大学附属高等学校

発表者: 明石達彦先生(港区立御成門中学校)

参加者: 浅野名誉会長他16名

内 容: ビデオによる授業実践報告「基礎・基本の徹底をめざした授業」
      御成門中学の明石先生が9月20日1限に撮ったビデオを公開してくださいました。パタン・プラクティスからチャットへオーラル・イントロダクションからパタン・プラクティスへといった基礎基本の訓練が重視された素晴らしい授業であり、大変参考になるものでした。


6月 月例研究会

日 時: 平成14年6月22日(土)16:00~18:00

場 所: お茶の水女子大学附属高等学校

発表者: 滝口正史先生(聖徳大学)

参加者:、堀口名誉会長、浅野前会長他17名

内 容: 滝口前理事長が、ご自身のフランス語学習を通した語学学習の学習心理・方法について講演してくださいました。先生はフランスにご旅行された際に、フランス語にふれ、以来学習を続けてこられました。学習方法は音読と書写であり、特に、膨大な量の書写の量には驚かされました。語学学習についての深い洞察と情熱に感銘を受けました。


2月 月例研究会

日 時: 平成14年2月23日(土)16:00~18:00

場 所: お茶の水女子大学附属高等学校

発表者: 清川英男先生(和洋女子大学)

内 容: 講演


1月 月例研究会

日 時: 平成14年1月26日(土)16:00~18:00

場 所: お茶の水女子大学附属高等学校

発表者: 佐野嘉仁先生(山梨県富沢町立富河中学校)

内 容: ビデオによる授業研究
      「映画を授業に生かす」

参加者: 滝口理事長他9名

山梨県富沢町立富河中学校の佐野先生が2002年1月22日に行った1年生の映画を用いた授業をビデオで紹介してくださいました。先生は定期試験後などに映画を用いて、生徒にアフレコやト書きをやらせているそうです。今回は1年生が大変生き生きと日本語によるアフレコをやっている様子を紹介してくださいました。気持ちの乗った発話になり、かなり英語の発話に効果があることがわかりました。


12月 月例研究会

日 時: 平成13年12月22日(土)16:00~18:00

場 所: お茶の水女子大学附属高等学校

発表者: 山本昭夫先生(学習院高等科)

内 容: 授業実践研究
      「なぜ訳読は支持されているのか」

参加者: 滝口理事長他16名

学習院高等科の山本先生が、指導の際に本文訳を先に配ってしまうと、その後に質問、音読、コミュニケーション活動などが盛り込める例を紹介してくださいました。訳しただけで終わってしまう授業に対して今後の方向性を示していただき参考になりました。


10月 月例研究会

日 時: 平成13年10月27日(土)16:00~18:00

場 所: お茶の水女子大学附属高等学校

発表者: 萬年拓郎先生(埼玉県立和光国際高等学校)

内 容: 授業実践研究
      「学校ぐるみのExtensive Reading への取り組み」

参加者: 滝口理事長他13名

埼玉県立和光国際高等学校の萬年先生が学校で取り組む多読指導について報告してくださいました。
同じ学年の生徒に同じサイドリーダーを読ませたり、長期休業等に指導もなくたくさん読ませるのではなく、プレースメントテストを行い、各生徒のレベルに合った本を読ませ、さらに教師の側で励ましながら多読を指導する実践を報告され、我々にとっても多読指導について考えるよい機会になりました。


6月 月例研究会

日 時: 平成13年6月23日(土)16:00~18:00

場 所: お茶の水女子大学附属高等学校

発表者: 本多敏幸先生(江東区立深川第八中学校)

内 容: 授業実践報告
      「三年間でおこなったスピーチ ー 生徒が選ぶベストスリー」

参加者: 滝口理事長他9名

深川第八中学校の本多先生がスピーチの指導法を、実際の授業のビデオを用いて紹介してくださいました。その指導はとても緻密で、原稿指導の仕方まで紹介いただき、大変参考になるものでした。


5月 月例研究会

日 時: 平成13年5月19日(土)16:00~18:00

場 所: お茶の水女子大学附属高等学校

発表者: 肥沼則明先生(筑波大学附属中学校)

参加者: 滝口理事長他11名

内 容: ビデオによる授業研究
      「同じ教師が同じ活動を行っても、生徒の姿がこれだけ違う!
      ーコミュニケーション活動"What Am I?" 変遷史その要因を探るー」

 肥沼先生がご自身で長年実施なさっているWhat Am I?のゲームでの生徒の姿が変った様子を発表されました。非常に緻密に計画された活動で、先生のご指導や生徒の活動が活発で、参考にすべき点がたくさんあり、大変参考になるものでした。


2月 月例研究会

日 時: 平成13年2月24日(土)16:00~18:00

場 所: お茶の水女子大学附属高等学校

発表者: 松津 英恵先生(学芸大学附属竹早中学校)

参加者: 浅野会長他20名

内 容: ビデオによる授業研究
     テーマ「口頭練習を重視した授業」

 学芸大学附属竹早中学校の松津先生が中学校2年生の授業を見せてくださいました。活発で、生徒が先生を信頼して活動によくついて行っている授業でした。また、いろいろなアイデアが盛り込まれており、参加者は大変刺激を受けました。


1月 月例研究会

日 時: 平成13年1月13日(土)16:00~18:00

場 所: お茶の水女子大学附属高等学校

発表者: 小関 直先生(宇都宮北高等学校)

内 容: 「バランスよく力を伸ばす授業の実践」

参加者: 浅野会長他12名

宇都宮北高等学校の小関先生が、自分の総合英語の授業で4技能をバランスよく伸ばす授業の実践を英語Ⅰの授業ビデオを使って紹介してくださいました。先生は自分の理想とする授業をいつも考え、生徒のトレーニングだけでなく自分のトレーニングもいつも頭に置き授業されているという話に感心させられました。


12月 月例研究会

日 時: 平成12年12月9日(土)16:00~18:00

場 所: お茶の水女子大学附属高等学校

発表者: 酒井志延先生(桜の聖母短期大学)

内 容: 「名人芸とアクションリサーチ」

参加者: 滝口理事長他10名

桜の聖母短大の酒井先生が教育現場の教員による授業研究の必要性について講演してくださいました。和やかな雰囲気で多くの質問が出され、活発な会になりました。現在の成功例ばかりの研究報告ではあまり参考にならず、失敗例の発表を多くしていかなければ授業の改善にはつながらないという酒井先生のご意見は大変参考になるものでした。


10月 月例研究会

日 時: 平成12年10月28日(土)16:00~18:00

場 所: お茶の水女子大学附属高等学校

発表者: 太田 洋先生(東京学芸大学附属中学校)

内 容: ビデオによる授業研究「Interactionを活発にする授業」

参加者: 浅野会長他8名

東京学芸大学附属世田谷中学校の太田先生が今年度6月に撮影した1年生の授業ビデオを用いて説明してくださいました。生徒と教師そして生徒間の活動が大変活発で明るい授業でした。こういったクラスを作り出した太田先生の方針や指導方法、また定期考査の内容まで教えていただき大変参考になる発表でした。


6月 月例研究会

日 時: 平成12年6月24日(土)16:00~18:00

場 所: お茶の水女子大学附属高等学校

発表者: 平野靖雄先生(千葉県立千葉女子高等学校)

内 容: 実践研究発表「英語学習のmotivationを高めるための方法」

平野先生の4校にわたるご経験から色々なお話を聞かせていただきました。特に、生徒から生徒への英語学習のためのメッセージは我々の学校の生徒にもすぐにでも使えそうな貴重な資料でした。また、その資料が高校1年へ、高校英語第2歩のために、3年生の直前にと3段階あるのは他に例を見ないものでした。次回は卒業後の反省、私の英語史等も発表していただけるそうで期待しております。


5月 月例研究会

日 時: 平成12年5月13日(土)16:00~18:00

場 所: お茶の水女子大学附属高等学校

発表者: 渡辺範夫先生(千葉県立銚子高等学校)

内 容: 実践研究発表「共同作業を利用したStory Writingの指導」

参加者: 浅野会長他3名

千葉県立銚子高等学校の渡邊範夫先生が、女子校である銚子高校1年生7クラス中3クラスに実施した、Story Writingの指導を発表してくださいました。生徒の共同作業で行われたこの授業は、生徒の活動が活発であり、多様な生徒を指導する上で大変参考になるものでした。この活動は千葉県英語部会部会誌に発表されるそうです。


2月 月例研究会

日 時: 平成12年2月12日(土)15:00~17:00

場 所: お茶の水女子大学附属中学校(地下鉄丸の内線茗荷谷駅下車徒歩7分)

発表者: 喜久秀人先生(聖徳大学短期大学部)

内 容: 講演「英語教育の理想と現実」

参加者: 浅野会長他19名

企画研究委員である喜久先生が学習指導要領の変遷を説明し、実用英語ばかりが強調されるが、実際には生徒の力がついておらず、昔の指導を振り返る温故知新の気持ちがないといけないことを強調してくださいました。個人としては、音読、書写、暗唱、ディクテーション、辞書指導、文法の指導を復活させるべきであるというお考えでした。また、パーマー以前の内村鑑三などの日本人が優れた英語力をすでに持ち、立派な指導法を考え出していたことを説明し、英語教師がこういった人を遠くの彼方にいつも見ておくべきであると力説されました。非常に説得力があり、我々も先生の言われたことを参考にしながらこれからの英語教育をになうべきだと考えさせられました。


1月 月例研究会


日 時: 平成12年1月8日(土)15:00~17:00

場 所: お茶の水女子大学附属高等学校

発表者: 川又正之先生(カリタス女子短期大学)

参加者: 浅野会長他7名

内 容: 研究発表「言語とイデオロギー:英語帝国主義を考える」

川又先生が英語の通用性と侵略性という2つの面について話されました。英語教育では英語の光の部分にばかり目が向けられるが、陰の部分にも目を向ける必要があるという注意を喚起してくださいました。今後英語教育をすすめる上で大いに参考になるお話でした。


10月 月例研究会

日 時: 平成11年10月9日(土)16:00~18:00

場 所: お茶の水女子大学附属高等学校

発表者: 葛城忠彦先生(埼玉県立和光国際高等学校)

参加者: 滝口理事長他11名

内 容: ビデオによる授業研究「ディベートを中心とした発表・表現活動」

和光国際高校の英語表現の授業で、ディベートを1年生から段階的に指導した記録を報告していただきました。英語を楽しむことから始め、発表、グループ活動、ビデオに撮られることなどに慣れさせる指導には感心させられました。また、最後に見せていただいた学芸大附属高校との交流ディベートは一見の価値のあるすばらしい活動でした。


9月月例研究会

日 時: 平成11年9月11日(土)15:00~18:00

場 所: お茶の水女子大学附属高等学校

発表者: 関東甲信越英語教育学会企画研究委員会

参加者: 下村、佐藤副会長、滝口理事長他18名

内 容: コミュニケーション活動に役立つ文法指導

      第1部 講 演  「コミュニケーション活動に役立つ文法指導」 浅野 博 先生
      第2部 発 表  1.文法例文の見直し
                 2.コミュニケーション活動に役立つ文法指導の実践
                  企画研究委員会研究グループ
                  (石丸先生、喜久先生、山口先生、中津川先生、小林先生、浅見先生)

 このテーマは最近注目を浴びており、参加していただいた先生方の関心の高さに驚きました。浅野会長の講演と企画委員会の先生方の発表は大変参考になるものでした。


6月月例研究会

日 時: 平成11年6月26日(土)16:00~18:00

場 所: お茶の水女子大学附属高等学校

発表者: 埼玉県立川口工業高等学校 青木香先生

参加者: 青木先生、浅野会長、滝口理事長他10名

内 容: ビデオによる授業実践報告「生徒が英語を話すために」

 青木先生が工業高校2年生電子科の英語Ⅰの授業ビデオを提供してくださいました。教師の話す英語に従って絵を描かせて導入を行ったり、内容の理解できた英文に対して伝言ゲームを行うなど青木先生の工夫や苦労が伺える授業でした。工業高校の現状がよくわかり、大変参考になりました。


5月月例研究会

日 時: 平成11年5月8日(土)16:00~18:00

場 所: お茶の水女子大学附属高等学校

発表者: 聖徳大学付属中・高 小林順子先生

参加者: 小林先生、滝口理事長他10名

内 容: ビデオによる授業実践報告「OC教科書プラスワン」

 小林先生がOCの授業で1年間やってこられた実践の記録を発表してくださいました。単に、英会話にとどめず、OCを職業と結びつけて、Flight attendantになったつもりで機内放送を行ったりDJになったつもりで好きな曲を紹介するといった生徒の活動をビデオで紹介してくださいました。すばらしいアイデアで大変参考になりました。


2月月例研究会

日 時:  1999年2月13日(土)16:00~18:00

場 所: お茶の水女子大附属中学校

発表者:埼玉県岩槻市立西原中学校 巽 徹 先生

参加者:巽先生、浅野会長、滝口理事長他19名

内 容: ビデオによる授業実践報告 

 平成11年1月27日に西原中学校で行われた2年生対象の研究授業の模様をビデオで紹介しました。女性のAETとのティームティーチングの授業で、英単語ビンゴ、English Party、Group Work Reportingという3つの活動が盛り込まれていました。特に、Group Work Reportingは聞く、話す、書くという3つの活動が統合されたすばらしいアイデアで大変参考になりました。